人とドールについて
僕は漫画の宇宙兄弟が大好きで、アニメも全部見て漫画も実家に全部揃っています。
大好きな話や大好きな人物や言葉がありますが、その中でもJAXAの理事長が宇宙飛行士候補生に向けて伝えた「人」についての言葉に大きく感銘を受けました。
以下に要約した言葉を書きます。
「『人』という字はお互いに支えあっているとありますが、どう考えてもこれ上を下が支えているでしょ?支える者がいてその上に立つ者がいる。私たちは下で支える発射台にすぎませんが、あなたたちを宇宙へ送り出すためなら全力で支えていく覚悟です。」
要約になっているかはさておき、人についてこのように話していました。僕はこの言葉にすごく感銘を受け何度もこの話を見返しました。他にもいろいろいい話や言葉があるのですがそれは割愛。
今回は人とドールの関係について少し真面目に書いていこうと思います。
上の理事長の言葉のような関係は人とドールの関係についても言えるんじゃないかと僕は思います。ドールはきれいな容姿できれいな服をきていつもかわいく笑っています。そのメイクや服や立ち振る舞いはドールを持つドールオーナーによって自由に変えられます。ドールオーナーの好みや理想をドールに反映できるわけです。元からあるキャラをよりかわいくできるようにキャラクターに合わせた表現もできます。
ドールがよりかわいく、かっこよく、きれいに…などそれぞれの理想が実現するようにドールオーナーは服やアクセサリーを揃えたり髪を整えたりします。さきほどの「人」の話で言えば下で支える側になります。ドールオーナーが支えることによってドールたちはより輝きを増します。僕個人としても自分のドールが自分にとっては世界一かわいいと思っていますし、世界一かわいいドールをよりかわいくするためならば全力で愛でる覚悟です。
しかし、ドールオーナーの人生という面で考えると逆にドールが支える者になるのではないかと思います。それについては少し個人の体験も交えながら話していきます。
僕はドールをお迎えしてもう3年目になりますが、ドールによって人生が大きく変わったように思います。もともとはゲームしか趣味がなく、ひたすらゲームをするだけでした。食事も死ななければ問題ないからいつも同じものだけで、特に行きたいところもありませんでした。
ある時、アマゾンで暇つぶしに商品を検索しているとドールにいきつきました。ドールたちのかわいい服、かわいい顔に一目ぼれでどんどん検索してしまいました。高いけどかわいい。でもほしい。なんて悩みながらすでにお迎えする子を決めてコンビニで代金を支払っていました。
最初にお迎えしたのがこの子、みうちゃんです。今でも僕にとっては特別です。
ドールをお迎えしてからはもうドールがかわいくてかわいくて仕方なくて、いろんな景色を見せてあげたい、一緒に見たいと思うようになりました。
最初は近所の公園で人気のないところで出してスマホで写真を撮って帰るという感じでした。その後、もっと違う景色見たくて旅行に連れて行ったりどんどん行動範囲が広がりました。その途中で外食もするようになり、いい店もいくつかわかるようになりました。そして友人も増えていき、家に連れて行ったりもしました。
もちろん今でもゲームは大好きですから、好きなことを減らすことなくどんどん広がっていきました。その途中でカメラを友人に教えてもらい、写真をもっと勉強していこうと思ったのです。
ドールをかわいがり一緒にいろんな場所へ行きたいと思えたことで楽しめることが増えていきました。ドールオーナーの人生で考えるのであれば、ドールが一緒にいて支えてくれることで支えられているドールオーナーがぐんぐん世界を広げて伸びていけるのだと考えます。
ドールはドールですから喋ったり動いたりすることはなく、ただの物かもしれません。しかしドールとドールオーナーの関係は物と所有者というだけの関係ではなくそれ以上関係があると僕は思います。お互いに支え支えられる関係を通して、ドールオーナーもドールもよりよくなっていくのだと思います。
この話は他の趣味にも言えることかもしれませんが、僕自身はドールと出会えたからこのようなことを思えたんだろうなと思います。これからもうちのこたちをたくさん愛でていきたいです。
というわけで今回は人とドールについてのお話でした。記事のシェアやコメントをもらえると泣いて喜びます。それではまた。
おまけ
かわいい(さっそくの親バカ)