だいこん工房

デジタル一眼初心者の、初心者による、初心者のためのドール写真講座

夜間撮影と三脚のススメ

エジソンが電球を発明してから、夜でも安全に照らしてくれる光が生まれました。あれからもう早くも…うーん…何年なんでしょう。忘れました。

とりあえず屋内で撮影する際は電灯があるので、あまり外の環境に左右されずに撮影環境を整えられます。しかし、屋外で撮影となると状況は変わってきます。

1日の中で明るさは変わりますし、風の有無や天候にも左右されます。夜だとさらに暗くなってしまうので、より撮るのが難しくなってきます。

 

カメラで写真を撮る際、基本的にシャッタースピードと絞りを調整して撮影していきます。写真は光を取り入れることで撮影できるので、暗いとより光を取り入れなければならずシャッタースピードを遅くしていかなければなりません。シャッタースピードが遅くなると、手ブレが起きやすく、頑張って撮影してもブレブレな写真になってしまいます。

 

つまり夜間に撮影するときはカメラを手でもって撮影するのは難しく、三脚が必須になります。逆を言えば三脚の使い方を覚えるにはうってつけというわけです。

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三脚を使ってみると、人間のように自由にカメラを持ってぐるぐる周囲を見ることができないのがわかります。三脚のカメラを固定する台は水平と垂直に回転させることできますし高さも調整できますが、最初に三脚を立ててベストなポジションを探すのは手間がかかります。

なので、撮影をする際の手順として

1.撮影場所を決める

2.被写体を決める

3.いい角度や構図を目で見て(またはカメラを手でもってファインダー超しに)ぐるぐると見渡して探す

4.いいポジションが見つかったら三脚を立てて、自分が見た場所と同じ場所にカメラが来るように調整する

とやるとスムーズに撮影することができます。自分が見た場所に三脚が来るようにいじると、三脚をどう動かせばいいか、高さや傾きをどうすればいいかが身についてきます。

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三脚を立てる前に

被写体をなめるように見渡しましょう。

(うしろの変質者はあとで撃沈しました)

 

また、いくら三脚に立てていてもシャッターのボタンを押す動きだけでも写真がブレてしまうことがあります。なので、短めの時間のセルフタイマーを設定し、シャッターを切る際はカメラや三脚が全く動かないように調整するのがベストです。

 

こんな感じで三脚を使って撮った写真がこちらになります。

 

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仲良し姉妹、夜のお散歩。おっきい子が小さい子をだっこしいているのはなんだかほっこりしちゃいますね。

 

今回はあまりに寒くてメイキングの写真を撮るのを忘れていましたが、三脚とカメラさえあれば夜間の撮影は怖くありません!

 

屋外では同じ場所でも時間帯によって見られる様子が大きく違ってきます。人通りも変わりますし。そんな違いを楽しむのが屋外撮影の醍醐味の1つだと思います。

 

というわけで、今回は夜間撮影と三脚についてでした。

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それではまた。