だいこん工房

デジタル一眼初心者の、初心者による、初心者のためのドール写真講座

アングルを変えて撮ってみよう!

インスタを眺めたりなんとなく写真集などを見ていると、ときどき「あ、すごくこの写真いいな」とかなり印象に残る写真と巡り合うことがあります。そんなとき同じ構図で撮ってみようと思ってもなかなかに難しいものです。

同じ景色をだれかと見ていても見えている世界は微妙に違って見えているんだなと、写真を撮ったり見ているとよく思います。見える世界の違いはそれぞれ個人の視力や高さやそのときの心境によっても大きく違ってくると思います。

カメラを構えてファインダー越しに見る世界は自分が自分の視点で見ている世界だと実感させてくれますが、同時に違った人が違った視点で見ている世界もあるんだと教えてくれています。

 

というわけで今回は、アングルを変えることで違った世界・違った印象になるよということをお伝えします。

 

今回はこの子たちに協力をお願いしていきます。

 

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ちびっこ3人衆とくまとうさ。この子たちには好きに遊んでもらいその様子を撮っていきます。それではまず写真の前にアングルについてお伝えしていきます。

アングルとは、カメラの角度のことで上下に傾けたりすることでアングルを変え被写体の印象を変えていきます。

 

アングルは大きく分けると3つに分けられます。

①ハイアングル

上から見下ろすような形。上からの視点なので子どもを見る親目線であったり、場所全体を見渡す説明的な見方であったり、鳥目線だったり、広い印象を与えることができるアングルです。

②水平アングル

まっすぐ見つめるような形。被写体と同じ目線だったり、水平線を強調できたり、安定感のあるアングルです。

③ローアングル

下から見上げるような形。被写体を迫力ある印象づけできたり、高さを強調したり、上にあるものを印象付けやすいアングルです。

 

順番にこれらを用いてこの子たちの遊ぶ姿を切り取っていきましょう。

①ハイアングル

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上から見下ろし全体が見えるように撮影しました。

 

②水平アングル

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ちょっとアップにしてしまっていますが高さと目線をこの子たちに合わせています。

 

③ローアングル

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完全に地面スレスレからやや上を見あげるように撮影し背景をぼかしながらも雪景色を強調しています。

 

このように、被写体を見る角度によって印象は大きく変わってきます。主役を決め、脇役を決め、構図や角度をいろいろ試して世界を切り取ってみましょう。同じ被写体同じ場所でも視点を変えることでまた違った世界が見えてくると思いますし、写真を通して印象に残る場面を探していく作業はとても楽しいと思います。

 

うまくなりたい・いい写真が撮りたいという向上心は大事ですし、それと同じように写真を撮ることを楽しんで長く長く続けていくことも同じくらい大事なことだと思います。

 

まだ自分は写真歴が浅いですが、これからも夢中になっていろんな世界を探して切り取っていきたいです。

 

というわけで今回はアングルを変えて撮ることで写真の印象は大きく変わってくるという内容でした。次回ものんびり更新していこうと思います。

 

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それではまた。

 

おまけ

 

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おねえちゃんの引率(+はしゃぎすぎたのでおねえちゃんストップ)