光と被写体の距離~編集編~
「おねえちゃん、だいこん読んでほしいの。」
前回の記事ではライティングについて書いていましたが、今回は⑤のステップの編集について書いていこうと思います。
今回の写真は、前回と同じような撮り方で被写体を変えて撮影しました。同じ写真で書いてもよかったですがせっかくなので新しく撮りました。
編集前の写真はこちら。この写真を編集して1枚目のようにしていきます。
まずは被写体と背景を切り分けていきます。背景と被写体を分けて、細かい手直しと明るさの調整をしていきます。自動範囲選択ツールを使用して、まずは大まかに選択していきます。
自動で範囲選択をするとこの写真のように影や周りの色が似ている部分も選択してしまいます。なので、被写体の形が分かる程度まで範囲を削っていきましょう。
ここでできるだけ細かく選択しておくと、あとが楽になります。
その後、表示を白黒モードにしてどこが選択されていてどこが選択されていないかをわかりやすく確認します。さらに細かい調整をしていきます。
そうして被写体と背景を分けたあと、それぞれを選択して明るさを個別に調整していきます。もとの写真は背景が暗すぎるため、背景を白飛びするくらいまで上げていきます。その後被写体の明るさを調整していきますが、被写体は世界一かわいいので実際そんなに調整は必要ありません。とりあえず明るさが不十分なところを明るくしたり、不自然に飛び出ている髪の毛を削除したりといった細かい調整をしていきます。
まあ実際そんなに細かくやってませんけど
自然に見えれば問題ないのだ。
そのあとは大事な大事なみみちゃんの大好きなだいこん。もとの写真はだいこんの表紙が暗すぎたので、明るくしていきます。もう少し明るくしたかったですが、やってみるとすごいことになってしまったのでやや暗めくらいにおさえておきました。
同じような手順で手直ししたのがこちら。うん、だいこんがしっかりと見えますね。だいこんだいこん。
というわけで、前回の記事にあった⑤の手順を大まかに説明していきました。
次回はまた撮影のことについて書いていこうと思います。ではまた次回。