だいこん工房

デジタル一眼初心者の、初心者による、初心者のためのドール写真講座

絞りを変えて引き算をしよう!

ちょっとだけ外に出て撮影しようと思ったらずーっと夢中になって撮影してて凍えました。だんだん雪も解け始めて春が近づいている予感がしますが夜はもう完璧に寒いですね。カイロを貼って防寒グッズを揃えても2時間が限界でした。撮影は楽しいですね。

 

というわけで今回は、絞りについてと絞りを利用した引き算についてお伝えします。

今回協力してくれる子はこの子です。

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うちのこたちの中でも随一の美人さん。この子と夜のおデートに行ってきました。

 

撮影の前にまず絞りについてお伝えします。

絞りとはレンズから入る光の量を調節する部分のことです。人間の目でいうと虹彩(黒目)の部分にあたります。なので、絞れば絞るほど光の量は少なくなりますがその分焦点が合いやすくなります。

絞りはF値といい、F2、F2.8、F4…と段階的に上がります。

 

F値を低くすることを絞りを開く、高くすることを絞るといいます。

F値を開く:写真が明るくなる、背景がぼけやすくなる

F値を絞る:写真が暗くなる、背景がはっきりとしやすくなる

 

絞りを変更する際はカメラやレンズによって異なるかもしれませんが一例として自分のカメラでお伝えします。

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丸で囲んだ部分を右に回すと絞る、左に回すと開くことができます。カチカチと手ごたえがあるので絞っている気分になれます。

 

ということで、絞りをかえながら撮影をしていこうと思います。

 

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今回この写真はF値8.0で撮影しました。三脚を使いながらヒーヒー言って撮影しました。うちのみらいちゃんはすさまじく美人さんですが、背景がはっきりしすぎていて何が主役かがわかりにくいです。イルミネーションや照明もくすんでいます。せっかく絞ったのに…。

 

このように、背景を取り入れて絞ってみると背景も被写体もはっきりしてくることがわかります。焦点が合っている部分が多ければ多いほど、見る人の目線も大きく動きます。背景全体を主役とする場合は全体をはっきりとさせるのは効果的ですが、今回のように美人さんを主役にした写真の場合は主役に目線が真っ先に行くように余分なものを引いていく引き算の考えを使うと効果的です。

前回お伝えした内容では背景をよりシンプルにすることで引き算をしていました。今回は絞りを開いて背景をぼかすことで引き算していきます。

 

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ちょっと切り取りをミスりましたが、ぼかすとこんな感じになります。F値は4.0です。背景の光も玉ボケしていていい感じですね。背景がぼけているかはっきりしているかで見ている人の目線が異なってきて、ごちゃごちゃしている背景もぼかすことで主役へ目線がいきやすいことがわかります。

 

引き算の考えには、余計なものを取り去ったり背景をシンプルにしたり今回のようにぼかしたりといったことが使えます。より主役に焦点を当てたいときに使っていくと効果的だと思います。

 

というわけで今回は絞りと引き算についてでした。

いいなと思ったら星マーク…といいたいところでしたが、これはてなのID持ってないと意味ないんですね…。試しに自分で押したら取り消しできなくて泣きました。

 

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それではまた。

 

おまけ

 

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きらきら。