だいこん工房

デジタル一眼初心者の、初心者による、初心者のためのドール写真講座

ガチのコスプレ撮影会に参加してきました

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夢と現実のはざまのような

 

昨日は雪の美術館で行われたコスプレ撮影会に参加してきました。雪の美術館に行くのは初めてで、どんな場所かよくわからずドールと三脚とカメラを背負ってやってきました。

 

なんと、Westくん今回はぼっち参加じゃなかったんです!

一緒にまわってくれる方がおりまして楽しく撮影できました。

誰かと一緒に参加することで写真の質というものは上がりますね。

 

いかがでしたでしょうか?次回もまた見てくださいね!

 

 

で、終わるわけがないだろう

 

茶番はさておき、珍しく今回はぼっち参加ではなく先月の鳴々兄貴で写真を撮らせていただいたレイヤーさんと一緒に色々まわらせてもらいました。万年ぼっちの僕にまさかの一緒に参加してくれる方が現れるという事態にやや戸惑いを隠せませんでした。

その方はお昼頃にやってきたので、それまでの数時間はぼっちでございました。

 

最初のぼっちタイムのときに屋内を把握するのと、周囲の人を色々と観察していたのですが、カメラマンとして参加している人たちの機材が恐ろしく高価なものばかりで圧倒されていました。

すごい三脚、すごいストロボ、すごいソフトボックス、すごいリングライト、すごい定常光…。

正直それらを使って撮っている人たちを見て「場違いなところに来てしまった。帰ろう。」と心折れかけていた自分がおりました。

 

お粗末なカメラにお粗末な経験の自分に撮られては被写体になってくれる方もいい気持ちはしないだろうな、とひねくれた考えにもなってしまいました。

 

そんな落ち込んだ気持ちのままドールの撮影もしつつ、せっかくだからと周囲の撮り方も見て参考にしようとしていました。

 

しかし落ち込んだ気持ちで撮影しても、周囲を見ても全くいいものにはなりません。しょぼーんとしたまま時間が過ぎていきました。

そんなとき、僕の大好きな仮面ライダーのコスプレをした方を見かけて、落ち込んだ気持ちやら雑念やらがすべて吹き飛び

 

「撮りてえ」

 

としか思わない物体になりました。そこでアイドルを出待ちしているオタクのごとくタイミングを見計らって声をかけて撮影させてもらいました。

嬉しさのあまり色々喋りながら撮らせてもらい、うちのドールとも一緒に撮影させてもらいました。そうしてちょっと気持ち的に軽くなり、しばらくしてから同行してくれるレイヤーさんと合流しました。

 

その方と話しながら色々撮影しまして、うちのこをかなり気に入ってもらって楽しみながら撮影しました。あらかた撮ったところで他のところも回ろうということになり、その道中でも僕の大好きなキャラクターに扮した人の多いこと多いこと。

同行してくれたレイヤーさんが「あの人に話しかけたい!」みたいな感じで色々動いてくれていたので、それにつられて僕も「撮らせてください!」と声をかけることができました。

 

コミュ障ががんばったので褒めてください

 

そんなわけで何枚も撮影することができまして、非常に楽しい撮影会になりました。

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今回はレイヤーさんの撮影、レイヤーさんとドールを一緒に撮影というのをメインにしておりました。それぞれ個人個人に許可はとっていますがブログに載せていいかは聞いていませんのでここでは載せないことにしました。

しかし、先月の兄貴に続き今回の撮影会と経験が乏しい割にはいい写真が撮れたのではないかと思いました。

 

そこで今回の撮影会での反省点

・別に機材がないからと落ち込む必要はない(あるに越したことはない)

・被写体に喜んでもらえる撮影をする

・撮影した写真の扱いに関しては毎回確認する

・ほかの人の撮影を見る

・サブバッグを用意する

 

ではそれぞれについて。

・機材

たしかに機材はたくさんあったほうがいいに決まっていますが、それぞれ持っているものや持っていないものがあります。持っている機材でどう撮影するかというのが大事で、ないものはない。環境や持っているものを利用できるだけ利用することが大事です。そもそもカメラを持っている時点で十分な機材なわけですから。安いカメラなんて言っても数万円の世界ですから、持っているだけでも十分です。

レイヤーさんがカメラマンに求めているものはまだよくわかっていませんが、機材や技量などできっと大きく違ってくると思います。なので、求められているものにも段階があると思うので、その段階に応じた中で使える手をすべて使っていくのが大事なのかもしれませんね。

 

・被写体に喜んでもらう撮影をする

上記に連なっての内容になります。コスプレ撮影に関しては突き詰めると「楽しい撮影た」とか、「撮ってもらってよかった」とか、喜んでもらうことが一番なんじゃないかなと思います。僕のように写真の腕もなく外見もどうしようもない人間の場合には割とハードルの高い問題であるような気がします。

今回の撮影会では趣味の話をしたり、ドールを通して色々な話をしたり一緒に撮影してもらったりと楽しく過ごすことができ、撮った写真を見せて喜んでもらえました。

僕も撮影会の最初は雰囲気に飲まれて落ち込み気味でしたが、途中から「楽しい!時間足りない!うちのこかわいい!撮らせて!」としか思わない物体になっていたので、他人もうれしく自分もうれしいというサイクルを作るのが撮影者と被写体お互いのためになるんだと思います。

 

・写真の扱いに関しては毎回確認する

これはもう個人の問題になりますし、相手がどう思っているかなんてのはわかりっこありません。なので、撮った写真をインスタに上げたいなど思った場合にはやっていいかどうかを確認する。これは当たり前ですが大事なことですね。

 

・ほかの人の撮影を見る

他の人が写真を撮っているときの声のかけかた、場所の選び方、レイヤーさんのポーズなど、撮影風景を見ることも大事だなと思いました。最初雪の美術館は狭いなー、撮る場所少ないなーなんて思っていましたが、部屋の角、照明がちょっと明るいところ、絵を背景にする、階段の段差を利用する…など本当になんでも使えるんだなと非常に参考になる点が多かったです。場所選びやポーズなんかは機材は不要ですし、こういうところをしっかりしてからの機材でないと宝の持ち腐れになってしまうだろうなとおもいました。とりあえず僕はストロボがほしい。壊れてから買ってませんがそろそろほしい。

 

・サブバッグを用意する

個人でドールを撮影するときと違って、場所移動が非常に多い。想像した以上に物の出し入れが頻回で移動も頻回だったので、カメラにドールに出し入れが非常に不便でした。なので、今後の撮影会では出し入れ頻回なものを入れられるサブのバッグが必要だなと痛感しました。撮影会は体力をかなり使いましたから、効率化を求めるのが大事だなと思わされて、とりあえずリュックに色々詰め込んであるものは整理しなくちゃな…と遠い目になりました。

 

そんなわけで今回は、カメラがどうとか絞りがどうとかそういう点ではなくて

「カメラの外」で起こっていることで非常にいい経験ができたと思います。

やはり機材はあるに越したことはないですが、それに見合った実力をまずはつけなきゃなあといったところです。

 

今回撮影をさせていただいた多数のレイヤーさん、一緒にまわっていただいたレイヤーん、イベント運営の方々、雪ミクのドールいるから集合写真においでと声をかけてくれたスタッフさんには感謝しかありません。楽しい1日を過ごすことができました。

なんだかいつもの何倍もの長さになってしまいましたが、これでも書き足りないくらいの経験ができたと思います。

 

またこういう機会があったらぜひ参加したいなあ。

 

というわけで今回は撮影会に参加してきたうえに、なぜかぼっちじゃなかったよという内容でした。次回はドール撮影会についての内容になるか、徹夜でカラオケして屍になったよという内容になると思います。ではまた次回。

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